ごあいさつ

ごあいさつ

公益社団法人 全国幼児教育研究協会 理事長 福井 直美
公益社団法人
全国幼児教育研究協会
理事長 福井 直美

 本会は設立74年を迎え、令和8年5月23日の総会において役員改選がありました。
 5期目を迎えました理事長の福井です。今期も理事長を仰せつかり、責任の重さを今更ながらに感じております。教育・保育に関する様々な事業に会員の皆様と共に取り組んで参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 さて、今年は昭和100年ということで昭和時代に築かれた日本の伝統や歴史の重みをかみしめ、未来に向かっていく時期かと思います。昭和は大戦があり、それを乗り越え未来への希望に満ちていた時代です。本会も戦後7年目に文部省の中に事務局を置いて「これからの幼稚園教育をどのように進めていくか、どのような施設が必要か」を考えるところから始まりました。
 初代浅野寿美子会長を中心に、先生方は子どもたちに明るい未来が来ることを願って希望にあふれていたことでしょう。そして現在74年目を迎えたところです。浅野寿美子会長の気迫あふれた熱のある活動には、到底及んではいないのですが、時代の流れが速いと感じながらもその時代に対応して教育・保育に関する様々な事業に取り組んできました。そして現在は幼稚園教育要領をはじめとして保育園・こども園の保育指針の改訂に向けての情報も逃さず、備えていきたいと思います。
 しかしながら乳幼児数の減少、それに伴い園数・保育者数も減少し、全幼研会員数も2000人余りという現状の中で、各支部では活動が困難であるという課題を抱えています。伝統や歴史を大切にしながらも、変えるところは変えていかなければならない時でもあります。
 子どもたちもICT化の中で直接体験の不足や体力の低下等、様々な力が付きにくくなっています。教育・保育は何を大切にしていけばよいのか、どのような環境や援助が必要なのかを常に念頭に置き、研究・研修に取り組んでいくことが全幼研の使命です。
 現在、本会は「レジリエンス」に視点を当て、周囲の人に支えられながら失敗や困難にもしなやかに立ち向かい、自己肯定感がもてる子どもが育つように大会テーマを設定し、会員を中心に語り合える会となるようにと考えております。

 全幼研の歴史をつくってくださった先人の皆様の乳幼児教育への熱い思いを、次の時代につないでいくためにも「未来に期待と希望をもち、皆様と共に歩む全幼研」となりますように役員一同「チーム全幼研」として力を合わせて参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

理事長 福井 直美

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