第38回全幼研教育経営研修会が、、「新」を「真」につなげるチャレンジー「学びに向かう力」を育む園経営ーのテーマのもと、去る11月11日(土)三重県鳥羽市で開催されました。
先ず、午前中は、文部科学省幼児教育課先﨑卓歩課長による講演では、「幼児教育の無償化」について説明を受けた後、幼児教育を幼稚園や保育園などの内側から捉えるだけでなく、地域や社会の一員としての立場から捉え、その上で、幼児教育機関の在り方を考えていかなければならないとお話いただき、「社会に開かれた幼児教育」の意味やその重要性を学ぶことができました。
次ぎに、現場で、教員の「学びに向かう力」の育成について、現場での具体的な工夫や研修会についての提案を受け、本会中井清津子副理事長のコーディネートにより、熱いシンポジュウムが行われました。 最後に、白梅女子大学特任教授無藤隆先生より、「今後の幼児教育とは」という演題で、今回の要領・3つの幼児教育機関の要領・指針の改訂の異議や趣旨について、また、「幼児教育で培う3つの資質・能力」と「幼児期の終わりまでに育って欲しい10の姿」の関連について、分かりやすくお話をいただきました。